修士課程を修了し、博士課程進学が決定しました。今後の懸念など

わざわざ正社員(準公務員だったので正確には常勤職員だけど、まあ世間的には正社員と同義だし正社員の方が打つのが楽なので正社員とします)を辞めて修士課程に入学したわけですが、どうやら無事に修士号を取れたようです。3月末にならないと取れたことにはならないのかな?よく分かりませんがとりあえず修了の内定はもらったような状況です。

今は訳あってイギリスのMullard Space Science Laboratory (MSSL) https://www.ucl.ac.uk/mssl/ というところに1ヶ月ほど滞在しています。田舎ですが研究に集中するにはいいところです。NASAのかなり小さいバージョンというか、JAXA国立天文台を足して4で割ったような感じかもしれません。でも、JAXAのように官僚的な組織でもないので、まだだいぶ違います。

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滞在先に住んでいる猫のSunny。最初は警戒されたが今はときどきお腹を向けてくれる。

今は修士論文で書いた内容を少し発展させて投稿論文にしようとしています。論文を英語で書いたり新たな図を作ったり計算し直したり、いろいろやっています。全然進んでいないですが。。。

今の日本で博士進学をするというのは博打のような扱いをされています。どこまでがネタなのか分かりませんが、Twitterでは博士進学や博士課程の学生が頻繁にいじられています。僕も自分のことを友人の前でいじることもあります。

日本の基礎研究が斜陽になってしまうのか、持ち直すのかは政治家、財務省 (https://www.mof.go.jp/)

文部科学省 (

http://www.mext.go.jp/) にかかっています。日本は民主主義国家ですが、国民の投票で政治を変えられるような国ではありません。日本はあらゆることを保存(変えない)ことが得意なので、政権が変わってもほぼ全ての仕事を「引き継ぐ」ことになります。これは日本の伝統芸です。しかし、今は変化していないどころか、悪い方向に変化している状況だと言われています。

よく、「止まっているのは退化しているのと同じ。なぜなら時は進むから。」みたいなことばがありますよね。時を他国に変えれば今の日本国民が感じていることになる気がします。他国は物価や給料が上がり、経済力も技術力も上がっているのに対し、日本はバブル崩壊前の貯金を切り崩しているような状態です。この状態が変わればいいんですが、正直全く分かりません。

と、つらつらと愚痴を書きましたが、要するにどう考えても楽観視できないのが日本の研究業界だということです(経済と研究業界の関係が書かれていないけど)。こんな状況でよく正社員を辞めて博士進学したな、と自分で思うわけです。「お前本気か?」と自問自答しているんです。

まあでも、しょうがないです。宇宙の研究をしたいと思ったら民間企業で研究はできないでしょう。できたとしても、やっぱりPhDは取っておかないとだろうな、というかそもそも研究するスキルが足りなすぎるので大学院の教育(?)システムを利用してPhDを取らせていただくしかない、という風におもっています。

こんな感じで、数ヶ月ぶりの投稿となりました。天文業界の方が読んでいたら非常に恥ずかしいですが、無難な程度で書いていくので情報発信させてください。今後も温かく見守っていただければ幸いです。

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